１年前のブログを見ると今の時期にはにはすっかりコロナは終息して、日常が戻っていると思っているような内容で文章が綴られています。誰もここまで長引くと思っていなかったし、ワクチン接種も遅れて、変異株しかも二重変異株まで出現して一体いつまでこの感染拡大は続くのか全く先行きが見えません。人という生き物は家族をはじめとして自分以外の人とかかわって生きていく、いわゆる社会性が不可欠な生き物です。その社会性を大きく制限しなければならないのが感染拡大防止なのですからつらいのは当然と言えば当然です。SNSやテレワークがあるので対面して会話できるしコミュニケーションはいくらでもとれるはずなのに、それでも「face to face」が大切と思うのは私だけでしょうか。
話は飛びますが、ネアンデルタール人を知っていると思いますが、このネアンデルタール人はとても家族の結束が強く人類より知的で身体能力も優れていたと言われています。それなのになぜネアンデルタール人が滅び、人類が反映していると思いますか。その答えは人類が社会性を備えていたからにほかなりません。人類は家族以上の単位で社会を作り、皆で考え工夫し発見や発明したものを共有することにより文明を築いてきたのです。ネアンデルタール人は例え素晴らしい知識を得たとしても、その一代で命と共に消えていったため、進化できなかったと言われています。いかに社会性が人類にとって不可欠なものだったかがわかる気がします。コロナはまさにその社会性に挑戦状を突き付けているように思えてなりません。
